プロザック 20mg

プロザック(prozac)20mg

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プロザック(prozac)の効果・効能

プロザックは、アメリカのイ－ライリリ－社が発売している抗うつ薬です。成分として塩散フルオキセチンを含みます。 プロザックはSSRI薬（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）として1988年に発売が開始されました。世界中で2,000万人以上が使用していると言われていますが、日本ではまだ発売されていません。 日本で発売されている同じような薬には、パキシル、ジェイゾロフト、デプロメール、ルボックス、レクサプロなどがあります。 うつ状態は、脳の中の信号を送るのに関与する物質「セロトニン」が不足することでおこると言われています。このため、うつ状態を改善するには、セロトニンの濃度を高めることが効果的です。 脳の中では信号を伝えるのに、神経の末端から神経伝達物質（セロトニンなど）が放出され、次の神経の受容体にくっつくことが必要です。一端、次の神経の受容体にくっついた神経伝達物質も、もう一度ここから遊離し、前の神経に再度取り込まれてしまう流れがあります。 再取り込みが行われてしまうと、信号の伝達が弱まり、うつ状態を促進させてしまうので、再吸収しないようにするとうつ病に効果的なのです。 ブロザックは、セロトニン限定で作用があるので、他の抗うつ薬に比べて副作用が出にくいと言われています。

プロザック(prozac)の飲み方・使用方法

毎朝1回20ｍｇを1日1回服用します。 5～6週間飲み続けても改善しないときは、徐々に量を増やしてみます。 最大で1日の服用量は80mg（4カプセル）とされています。 成分に覚醒作用があるため、お昼前に服用することをおすすめいたします。 効果が現れるまでには、2～3週間を要します。それまでは、症状の改善が見られないかもしれませんが、服用は継続してください。

プロザック(prozac)の副作用・注意点

副作用として、服用の初期に頭痛、腹痛、口の渇き、ほてり、眠気、発熱などが起こる場合があります。 一般的に服用を続けていけば、こういった副作用は軽減されていくと言われています。 副作用がおさまらないようでしたら、服用を中止し、医療機関で相談してください。