最強のAGA治療薬!プロペシアとザガーロの違いを比較してみた結果

最終更新日: 2020/06/18
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AGA治療薬とは

AGA治療薬と言えばプロペシア。薄毛や抜け毛に悩んでいる方なら誰しもがプロペシア錠を調べたことがあるのではないでしょうか。AGA専門のクリニックでも処方されることがあるお薬で、実際に男性型脱毛症の患者さんで多くの男性が服用しています。

また、プロペシア以外にもザガーロというAGA治療薬が有名で、クリニックによってはザガーロが処方される場合もあります。

では、このプロペシアとザガーロにはどのような違いがあるのでしょうか。今回は主にプロペシアとザガーロの違いについてまとめて紹介していきたいと思います。

その他改めてAGA治療薬の復習を兼ねて薄毛や抜け毛に対する基本的な治療方法をまとめています。男性型脱毛症で悩む男性はぜひご参照ください。

プロペシアジェネリックは日本でも一部取り扱いがあります。詳しくは日本国内にあるプロペシアジェネリックの製薬会社をまとめてみた!より確認してください。

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AGA治療薬とは

そもそもAGA治療薬とは成人男性に発症する恐れのある男性型脱毛症を治療するためのお薬です。

AGAの治療にはプロペシアザガーロのような経口薬もあり、そのほかにも育毛メソセラピーや細胞成長因子という成分を注入するHARG療法、自毛植毛などがあります。

AGA専門クリニックに行けばこのあたりの治療方法は紹介してもらえると思いますが、クリニックに行かないで治療したい、薬のみで改善していきたいと思っている方にはAGA治療薬しかありません。

市販で売っている育毛剤や発毛剤でも少なからず効果がでるものもありますが、正直、そこまで満足のいく効果が出たという話はあまり聞きません。医薬部外品やサプリメントのような健康補助食品などもあるからです。

医薬品に該当するAGA治療薬にはしっかりとAGA治療に効果を発揮するフィナステリド成分ミノキシジル成分を含んでいるものが多いです。市販で売っているものでもこれらの成分を含んでいるものが一部ありますので、成分名などをチェックするようにしましょう。

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AGA治療薬「プロペシア錠」

AGA治療薬「プロペシア錠」

プロペシア錠は世界的にも有名なAGA治療薬で、おおよそ60か国以上の国で承認を得ている有名な治療薬です。世界で初めて医師が処方した事でも認知されているほど、正しく服用すればその効果は十分に期待できるものだと思います。

一般的な名称はプロペシアに含まれている成分名のフィナステリドとして知られていますが、正直どちらでも良いと思います。フィナステリド成分を含んでいるAGA治療薬は多いので、プロペシアが商品名、フィナステリドが成分名として覚えておくと良いでしょう。

このプロペシア錠を飲むことによって、男性ホルモンの1種であり男性型脱毛症を進行させる原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える働きがあります。

このDHTをプロペシアで抑える事によってAGAの進行を遅らせることができます。プロペシアを継続して服用している間はAGAの進行を抑えることで、本来の髪の毛の成長期や発毛サイクルが戻り、止まっていた髪の毛の成長を促す事が期待できるというものです。

国内で実施されたプロペシア1mgの臨床試験では、1年間の服用で58%、2年間で68%、3年間で78%の方に改善効果がでたという結果もあります。

これらは継続して服用する事で得られた結果なので、途中でプロペシアの使用をやめたりすると効果は期待できないでしょう。

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フィナステリド成分について

プロペシアに含まれている主成分のフィナステリド(finasteride)は、メルク社が開発した成分です。

海外ではプロスカーという名称で前立腺肥大症などの治療にも使用されているお薬ですが、国内では前立腺用としては未承認で主にAGA治療薬のプロペシアとして使用されています。

プロペシアとしての用量はフィナステリド成分を0.2mg・1mgを含むとしています。元々は前立腺肥大症の治療薬だった成分ですが、後の研究によって毛髪の成長が明らかになり、男性型脱毛症の治療薬として認知されていったという面白い経緯があります。

AGA治療薬「ザガーロ」

AGA治療薬「ザガーロ」

ザガーロもプロペシア同様に男性型脱毛症に効果的なAGA治療薬の1つです。プロペシアよりも後発ですが、2015年にはAGA治療薬として厚労省から製造販売承認を取得しています。

ザガーロは通販などでは取扱いがなく、主にAGA専門のクリニックで処方されることが多いAGA治療薬です。有効成分にデュタステリド成分を含んでいるのが特徴で、用量は0.1mgと0.5mgがあります。

デュタステリド成分を有するザガーロ最大の特徴は、基本的にはプロペシア同様に男性ホルモンのDHTに対して働きかけるのですが、プロペシアよりもDHTの働きを強く抑えることを特徴としてAGAの治療により効果が期待できるという事です。

成分の詳しい働きに関しては次の成分についての項目で紹介したいと思いますので、参考にしてみてください。

デュタステリド成分について

デュタステリド(Dutasteride)成分は、AGA治療薬であるザガーロに含まれている成分でグラクソ・スミスクライン社が製造したお薬です。他にも前立腺肥大症の治療薬としてアボルブという商品名で販売されています。

デュタステリド成分最大の特徴は、男性ホルモンであるテストステロンがAGAの原因となるジヒドロテストステロンに変換させるのを防ぐ効果が期待できます。

そもそもなぜ、DHTに変化されるのか?DHTに変換させるには5α-リダクターゼという酵素が必要です。この酵素によってテストステロンがDHTに変換され、薄毛や抜け毛を進行させていきます。

この酵素にはⅠ型とⅡ型の2種類あるのですが、ザガーロにはこの2つを抑える働きがあるのです。一方でフィナステリド成分はⅡ型しか抑えられない事から、効果としてはザガーロの方があるのではという期待もできます。

少し難しいお話しになりましたが、プロペシアでも十分に効果を得られている方もいるので、一概にどっちが良いとはいいきれませんが、ザガーロとプロペシアの比較参考にしてみてはいかがでしょうか。

プロペシアとザガ-ロの違い

比較項目 ★プロペシア
propecia
★ザガーロ
zagallo
用量 0.2mg、1mg 0.1mg、0.5mg
有効成分 フィナステリド
(finasteride)
デュタステリド
(dutasteride)
併用禁忌薬 なし なし
参考価格 7,000~9,000円前後 10,000円前後
特徴 5α-リダクターゼ(還元酵素)Ⅱ型阻害薬
・多くのAGA患者が服用し、海外ではジェネリック品も多く存在する。
安価で購入できるメリットとAGA治療の効果が期待できる。
5α-リダクターゼ(還元酵素)Ⅰ型Ⅱ型阻害薬
・102か国以上で承認されているAGA治療薬。
プロペシアより後に製造されたが多くの日本人が使用している人気のAGA治療薬。

ここまでのプロペシアとザガーロの違いを簡単にまとめてみると上記のようになります。もちろん細かい部分ではいろいろと違いが出てきますが、AGA治療を考えている男性がまず初めに尻痛い一般的な情報としては上記の違い程度でしょう。

ザガーロは通販で取り扱っているのをあまり見たことがありません。というよりも恐らく通販での取り扱いはない思います。

病院やクリニックで正式に処方してもらわなければ使用できないので、通販で購入できるかできないかというのも違いの1つですね。

プロペシアとザガーロのまとめ

プロペシアザガーロの違いに関していかがでしたでしょうか。

ザガーロのほうが一般的な知名度は少し低いかもしれませんが、ザガーロに含まれているデュタステリド成分の作用を知ったら、AGAで悩む男性はすぐにでも使いたくなるかもしれません。

プロペシアが劣っているという事でもありませんので、ここまでの情報を参考にして薄毛や抜け毛に悩む皆さんの身体にピッタリのAGA治療薬を選ぶようにしましょう。

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