薄毛の女性はFAGA?女性の脱毛症に関する原因・対策方法まとめ

最終更新日: 2020/06/18
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薄毛抜毛に悩んでいる女性は意外と多いです。もしかするとアナタの薄毛や抜毛はFAGAと言われている女性男性型脱毛症かもしれません。

いくらウィッグやカツラの技術が進化してわかりにくくなっているとはいえ、やはり自分のオリジナルの髪の毛が一番良い事に変わりはありません。

今回は女性の悩める脱毛症について紹介します。FAGA以外にもいろんな脱毛症の種類があり、いつ発症するかわかりません。万が一にも自分に起きた場合に焦らず対処できるようにしておきましょう。

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女性男性型脱毛症のFAGAとは

女性男性型脱毛症のFAGAとは

簡単に言うと、FAGAは男性のAGA(男性型脱毛症)の女性版です。

ん?男性型脱毛症なのに女性?と思う方もいらっしゃると思いますので、FAGAについて簡単に説明していきます。

FAGAは別名、女性男性型脱毛症ともいわれています。基本的には男性のAGAと同じ現象が起きるのですが、改めてAGAについてもまとめてみましょう。

AGAとは

AGAは男性ホルモンが大きく関わっている脱毛症の1つで、男性ホルモンの中でもテストステロンというホルモンに影響があります。

前頭部や頭頂部から徐々に進行するタイプの脱毛症でAGAでは思春期を過ぎたころから発症するともいわれています。

進行型脱毛症や若年性脱毛症などともいわれ、早い方で10代~20代のうちに薄毛が進行してしまうため、早期発見と早期改善が重要になってきます。

FAGAの原因

FAGAの原因

FAGAの原因と紹介させて頂きますが、基本的にはAGAも含まれます。そもそもなぜAGAという男性の脱毛症が女性にも発症するのでしょうか?

それは女性の身体にも男性ホルモンが存在しているからなのです。男性の場合は、テストステロンという男性ホルモンが5αリダクターゼ酵素の影響によってジヒドロテストステロンというホルモンに変化します。

このジヒドロテストステロンとう男性ホルモンが毛母細胞に入ると発毛の邪魔をしたり、毛周期と言われる髪の毛の生え変わり周期が乱れてしまうのです。

このAGAのメカニズムと同様の事が女性にも起こりうるという事です。

ただし、女性の場合は基本的な男性ホルモンの量が少ないので、髪の毛への影響も男性に比べるとだいぶ少なく、発症したことすらわからない事もあります。

主な原因としては女性ホルモンの低下・年齢・ストレス・生活習慣の乱れなどが影響しFAGAを発症する可能性があります。

FAGAの対策

FAGA(女性男性型脱毛症)の主な対策として、まずは女性ホルモンをしっかりと補充できるようにしておくことと、不規則な生活習慣や食生活を整える事です。

ホルモンバランスを考えた時の対策方法を紹介していきましょう。

まずは女性ホルモンのバランスを整えるために、バランスのとれた食事を意識しましょう。大豆・豆乳などを摂取すると良いです。その他には自分に合ったシャンプーを見つけたり、女性用の育毛剤などで発毛を促進させる。など、意外と自宅でできる事があります。

いろいろ試した結果、薄毛や抜け毛が改善しない場合には、専門クリニックなどに相談してみるのも1つの手ですね。

FAGAに効果的な女性用育毛剤

ツゲイン

ツゲイン(tugain)は、元々男性のAGAを治療するための医薬品でしたが、ツゲインの中に含まれているミノキシジル成分の割合が2%以下のものであれば、女性でも使用できます。男性ホルモンの量が少ない女性が5%や10%のものを使用するのはオススメできません。副作用が強く出てしまう恐れもあり、推奨されていません。ツゲインは日本国内ではあまり認知されていませんが、海外では意外と知れ渡っています。海外での商品名はロゲイン、日本ではリアップの商品名として販売されている育毛剤のジェネリック医薬品です。

1日2回の使用で、国内で販売されている育毛剤よりも安い価格で購入できるメリットがあります。

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FAGA以外にもこんな脱毛症がある

ここまでは女性にも発症する可能性のあるFAGAについて紹介してきましたが、この脱毛症以外は発症するリスクは少ないのか?と言われるとそうでもありません。

他の脱毛症を発症する可能性も十分にありますし、それぞれ違った原因や対策方法が考えられます。

まずは、女性に起こる可能性のある脱毛症の種類をまとめてみましょう。

円形脱毛症(えんけいだつもうしょう)

円形脱毛症は、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで症状を起こす自己免疫病の1つです。

一般的には十円ハゲと言われ、円形脱毛症の治療にAGA治療薬などは効きません。ステロイドなどで治療していきます。

牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)

牽引性脱毛症は、常に髪の毛が引っ張られている状態の場合に起こりやすい脱毛症の1つです。

日常的にポニーテール・エクステ・三つ編み・お団子ヘアなどをしていると髪の毛が引っ張られ、頭皮に負荷がかかる事で徐々に髪の毛が後退してしまいます。

主な治療方法として、まずは髪型を変える事、頭皮をしっかりとマッサージしてあげる事、これでも改善しない場合には育毛剤などを使用していきます。

分娩後脱毛症(ぶんべんごだつもうしょう)

分娩後脱毛症に関しては、その名の通りですが、妊娠・出産を経た女性に起こりやすい脱毛症です。

妊娠・出産は非常に体力を使い、ストレスも溜まっていきます。今までと違う生活習慣や出産によるホルモンバランスの変化によって起こります。

症状としては出産から2ヶ月目以降に起こることが多いのですが、特別な治療方法はありません。焦らずにホルモンバランスを整え、毛周期が回復するのを待ちましょう。

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症は30代以降の女性に起こりやすい脱毛症の1つです。

症状としては髪の毛全体のボリュームがなくなってきて、全体的に薄くなってきます。

この原因は年齢によるホルモンの分泌量が低下したためと言われています。解消方法はホルモンの分泌量を取り戻すか、育毛剤などで直接頭皮に働きかける方法があります。

粃糠(ひこう)性脱毛症

ひこう性脱毛症は頭皮にフケなどが溜まる事によって起こる脱毛症の1つです。

ホルモンバランス、シャンプー・アレルギーなどが原因でフケが増えてしまったり、頭皮に炎症が起きたりする現象です。これによってフケが毛穴につまり脱毛症が進行してしまうのです。

脂漏(しろう)性脱毛症

脂漏性脱毛症は、頭皮の皮脂が過剰分泌している事が原因で起こる脱毛症の1つです。

シャンプーのやり過ぎやシャワーの強度が強く皮脂を取り過ぎてしまう、食生活が乱れている、ストレスが溜まっている事などが原因で発症します。

対処法としては刺激の少ないシャプーに切り替えたり、日常的に食生活を意識したりすることが大切です。

おわりに

FAGAまとめ

FAGAを含めたさまざまな脱毛症の種類・原因・症状・対策方法に関してはいかがでしたでしょうか?

FAGAだけでも知らない方が多いのに、こんなにも脱毛症の種類があるなんて驚きですよね。ですが、これらの脱毛症はいつどこで自分に発症するかわかりません。

ただ、これら女性におこるFAGAなどの脱毛症を一通り見てみると、ホルモンバランスや食事・運動などの生活習慣は本当に大切なんだと実感します。

若い時は夜更かしや偏った食生活なんて当たり前と思っていましたが、後々髪の毛がなくなってしまうことを考えると若いうちからしっかりと予防はしておくべきと言えるでしょう。

このブログを読んだ方にも、ホルモンバランスなど自分の身体の大切さを改めて実感してもらい、FAGAなどの脱毛症になる前に予防して綺麗な髪の毛をキープしてほしいと思います。

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