早漏と射精のメカニズム。早漏の原因から改善策や対策方法を見つける

最終更新日: 2020/06/18
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早漏に悩む男性のために事前にできる対策方法予防法を紹介したいと思います。

早漏は男性器の悩みの中でもかなり大きな割合を占めます。逆もしかりで遅漏の男性も悩んでいると思いますが、今回は早漏に関して重点的にまとめていきます。

早漏のせいで性行為に自信が持てない、女性不信になってしまったという悩みを抱えている男性はぜひご参考にしてみてください。

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早漏(そうろう)とは

早漏(そうろう)とは、性行為時に自分が思っている以上に早い段階で射精してしまう事で、満足のいく性行為が出来ない状態、本人の意思に反して射精してしまうという男性には悲しい状態です。

もちろん、自分だけでなくセックスのパートナーも満足する事はできずに、それが原因で別れを告げられたり、浮気されてしまうという男性も少なくないようで、男性にとっては本当に悩ましい性機能障害の1つです。

細かい部分で言うと挿入後30秒~1分程度で射精してしまう状態、逆に女性からの視点で考えると自分が満足していないのに射精されてしまうのはすべて早漏という判断もあるようです。

早漏の方はインポの症状も持っている!?☞インポとは?原因や対策は?

早漏の原因

早漏の原因

早漏の原因の多くは精神的な部分からくる心因性のものだとされています。

初めてのセックスや性行為そのものに慣れていない男性は早漏になりやすい傾向があり、比較的若い世代の男性に多いとされています。

性行為に慣れてくることで自分の性欲や射精までのタイミングをコントロールできるようにもなりますが、早漏で悩んでいる段階で自身をなくしてしまい、そのまま性行為にも消極的になる方もいます。

その他の原因として、仮性包茎・真性包茎の男性はペニスが敏感になりやすいため、自分の思い通りに射精をコントロールできない場合もあります。

人によって症状の度合いも異なるが、だいたいのケースは挿入後直ぐに射精してしまうのですが、稀に挿入前に射精してしまう事もあるようです。

遅漏(ちろう)について

早漏のついてに遅漏に関しても少し紹介したいと思います。

遅漏(ちろう)は、早漏の逆で射精までの時間が遅すぎる事を言います。

主な原因としては自慰行為(オナニー)のし過ぎによってペニスの感覚が通常の人よりも鈍くなっている事とされていますが、その他にも男性に対してのレイプや小さい頃の性的なトラウマなどが原因になる事もあるようです。

また、加齢による遅漏の原因もあり、これをそのまま放置してしまうと後々ED(勃起不全)になってしまう方もいるので注意が必要です。

早漏の防止・対策方法

では、実際に早漏の対策方法としてはどのような手段があるのか?簡単に思いつく早漏防止方法をまとめてみましたので、まずはこちらを参照してみましょう。きっと皆さんが思いつくような対策方法もあるのではないでしょうか。

<セマンズ法による早漏防止対策>
セマンズ法とは簡単に説明すると、射精感を体で覚えさせる事です。男性器を女性に握ってもらい射精感が高まったときに刺激をストップさせる。これを繰り返すことでペニスに対する刺激を覚えさせ、同時に射精するタイミングをつかませるのです。徐々に刺激を強めていき、手による刺激、膣内による刺激と段階を踏んでいくのが良いです。
<スクイーズ法による早漏防止対策>
スクイーズ法もセマンズ法と同じような対策方法の1つで、射精寸前にペニスを圧迫する事で強制的に射精を止める予防方法です。できればパートナーの女性にやってもらうのが一番ですが、射精の間隔は自分が一番わかっているのでオナニーをする要領で実践するのが良いでしょう。
<薬やサプリを使った早漏防止対策>
・薬やサプリを服用することで早漏の防止に繋がります。日本では2012年にプリリジー(Priligy)という早漏防止薬が認可されています。また、軟膏タイプの早漏防止薬もあり、ペニスに直接塗ることで感覚を鈍らせるというものです。
<男性用避妊グッズで早漏防止対策>
・避妊グッズと言っても基本的にコンドームの事を示します。コンドームにもいろんな種類があり、早漏の男性に適しているゴムが厚めのタイプなどを使用すると多少なり早漏を緩和させることが可能になるかもしれません。人によってはコンドームを二重に装着して性行為をする事もあるようです。
<事前に射精しておく>
・これも原始的な対策方法の1つですが、女性との性行為の前に自分自身で1回射精させておく対策です。これは正直対策と言うよりも1回出しておくことで2回目の射精は遅らせることができるというイメージが強いのでしょう。

早漏におすすめの薬

早漏防止に役立つ医薬品をご紹介。早漏を事前に対策するための医薬品やED(勃起不全)の治療と同時に使用できる薬もありますので、ご自身に合ったお薬を選んでみてください。

射精の仕組み(メカニズム)

射精の仕組み(メカニズム)

ここまで早漏防止・対策・おすすめの薬などについて紹介させて頂きましたが、少しでも参考になりましたでしょうか?

少し話はそれますが、皆さんは射精のメカニズムを知っていますか?詳しく書き出すと難しい内容となるので、ちょっとした豆知識として射精に関する仕組みを簡単に紹介したいと思います。

精子は精巣の中にあるいくつかの精細管で構成されています。男性の性的な興奮があって初めて精子が作られていきます。

尿道と精子が出てくる道は同じですが、精子が作られて尿道を通る時には尿道が閉鎖されるため、精子を射精する事ができるのです。

また、男性の性欲は年齢を重ねてもなかなか衰える事はなく、ペニスが元気な限りは性的による刺激で性行為をしたいと思うでしょう。

射精後の回復力に関しては人によって異なります。1回射精すると私的な刺激に対して急激に鈍くなり、人によっては全くその時ばかりは性欲が低下します。

このような状態の事を無反応期と医学的には表現しますが、最近の若者の間では賢者タイムという言葉で表現されているようです。

ED治療薬と早漏改善

ED治療薬には早漏改善効果があると聞いたことがありませんか?

以前はED治療薬と早漏防止薬は全く異なるものでしたが、最近ではED治療の効果がある成分と早漏防止効果のある成分がMIXになった医薬品も販売されています。

単にED治療薬に早漏防止効果も加わったのかというとそのような事でもありません。そもそも早漏防止に効果的な「ダポキセチン(dapoxetine)」という成分があり、これをED治療薬の成分と配合する事でどちらの症状に対しても効果が期待できるというものです。

なので、早漏防止のみで問題ないという男性は薬を調べる中でダポキセチンという成分名はしっかりと覚えておくようにしましょう。

早漏治療薬として国内でも比較的認知されているプリリジーの主成分もこのダポキセチンなのです。

おわりに

早漏改善まとめ

早漏で悩んでいる男性に向けた情報をまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。

早漏と言ってもさまざまな原因があり、それに対する対策方法もいろんなパターンがります。直ぐに改善したい!その時だけ早漏じゃなくなれば良い!という方は軟膏タイプのお薬やコンドームで対策する事をオススメします。

ただ、後の事を考えるとしっかりと継続的な対策を実施して、通常でも一般的な持続力を維持できるようにしたほうが良いと思います。そのためには薬を服用して様子をみたり、ペニスを根本から鍛えたり、精神的な部分を改善するように努力する必要があります。

努力を継続すればきっと自身が身につくはずです。諦めずに根気強く自分のペニスと向き合ってみましょう。

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